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コルク
名前の由来
生徒が百科事典の色の項目(コルク色)から名付けた
性格
非常に優しい、面倒見がよい、世話好き、おっとり、甘えん坊、引っ込み思案
その他
2月17日、生徒に「河原に犬が6匹捨てられていたけど引き取ってくれますか」と言われたので、「2匹までなら面倒を見る」と答えて引き取ったのが、コルクとキナリ。両方ともまだ目が開いていない状態で、キナリは頭のところにウンコをいっぱいつけてグテーッとしていた。そのおしりをまだ目の見えないコルクがなめてやっていた。そこで、急いで病院に連れて行った。コルクの便検査で、獣医曰く「こんなに虫がいる犬は初めて見た」というぐらいで、あと1日か2日で死ぬところだったらしい。幸い獣医のおかげで健康になり、目も開き、這い這いも始まった。
まだ四つ足で立てず這い這いしていた頃、コルクをちょっと叱ったらキナリがコルクをかばうようにして、2匹とも目に涙をいっぱい溜めていた。犬が涙を流して泣くのをこのときに初めて見た。
そのうち立てるようになるとうれしそうにゼミの自習室を走り回り、声が出せるようになるとうれしそうに誰彼かまわず自慢そうに吠えるようになった。命の大切さを教えるために、最初からゼミの自習室の片隅で飼っていたが、自習室中がウンコとオシッコだらけということも何度かあった。
生後90日で母親の免疫が切れるということを聞いていたので、ワクチンを打ってもらうつもりで獣医のところへ連れて行ったのが5月18日。そのとき、キナリはワクチンを打ってもらったが、コルクは少し元気がなかったので点滴をしてワクチンを後日にした。次の日、ゼミに行くと、コルクが死んでいた。一日で死ぬなんて、と思い、獣医のところへコルクの遺体を持っていって検査してほしいと頼んでおいたところ、その夜電話があり、パルボウィルスが見つかった、ということだった。子犬は100%、成犬でも80%を超す死亡率の高い病気でやはり一晩で死に至るそうだ。獣医に行く前の日、コルクが振り返ってこちらを見たあの瞳が忘れられない。もう少し早くワクチンを打っていたらなあ…。コルク、ゴメンね。
幼い命をなくしてしまったという後悔とキナリに対する自責の念が未だに消えない。
キナリ
名前の由来
百科事典の色の項目(生成り色)から生徒が名付けた
性格
甘えん坊、人見知りしない、明るい、恐がり、犬より人間が好き、よくはしゃぎよく笑う
その他
コルクが死んでから、家の方に引き取った。
最初は、キナリの方が先に死ぬかと思ったが、よく育ってくれた。コルクのくれた命を大事にしてほしい。
知恵のある犬で、両手を使って骨を立ててかじったり、行き先もすぐ覚え、「明日」という概念を持っている。英語・日本語・犬語が理解できるトリリンガル犬でもある。尻尾が巻いているので柴犬の血が入っているとは思うが、マズル(鼻)が非常に長く、より原種に使いような気がする。奈良の東大寺に行ったときには、修学旅行の小学生に「イノシシがいる」と言われたこともある(*^_^*)。飼い主の私には非常に忠実でいつもアイコンタクトをとっている。
一時は、標準体重より8キロオーバーのメタボ犬になってしまった。散歩に早く行こうと自分から言ってくるのだが、ちょっと遠出すると、行きははしゃいで引っ張るのに、帰りは疲れたのかとぼとぼと歩くようになった。やっぱり年のせいかな。
白内障の進行を遅らせる目薬をグレイと一緒に毎日差していた。この15年間ずっと川北ゼミナールの生徒を見てきたので、昔の生徒が訪ねてくると尻尾を振って甘えていた。ほとんど全員の卒業生を覚えているようだ。
2012年夏の検査でALTが1700,ASTが3800もあり、食餌療法に取りかかって、なんとかALT170、AST780まで落としたが、12月末に腹水が溜まり始め利尿剤で何とか収まっていた。家に帰ると「お帰り」というように「ワゥワゥワゥ」といって走り回るくらい元気は元気なのだが、2013年1月末から散歩にも出なくなり、5月11日に立ち上がれなくなった。12日午前3時8分永眠。
天国でコルク姉ちゃんと再会して遊んでるかなぁ。明るくはつらつとしていたキナリ、天国でも周りを楽しませてくれているかな…。
- コルク
- コルクとキナリ
- キナリ
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