このページは、ロンドンに関するコラムのページです。お気に入りの写真を見ながら読んでみてください。
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アルバムの写真について
アルバムの写真について
中判カメラ+リバーサルフィルムで撮っているので、大きく引き延ばした方がよいのですが、アルバムではこれが限度です。また、トリミングしていないので黒枠が入っているものもあります。ご了承ください。
35mm・ネガで撮ったものはフィルム2本分あったはずですが、今のところ2枚しか見つかっていません。(ロンドンのページのLatymore Upper Schoolの写真と衛兵交代式の写真)
なお、大英博物館内の写真と同行の卒業生の写真は割愛しています。
この写真の時は、14年ぶりのロンドンだったし5年間の英語のブランクがあったので、初日にはspeakingはおろかlisteningも散々でした。しかし、タクシーの運転手との会話で少しずつ勘が戻ってきて、2日目からのspeakingは大丈夫でした。それでもlisteningの勘が戻るまでは4日を要しました。5日目からは、十分聞き取ることもできたし、会話も普通にこなせるようになりました。ただ、中東系のような若者に道を聞いたときは、全然わかりませんでした。やっぱり言語は使ってナンボのものだと思った旅行でした。
シャーロック・ホームズさんは、気立てのよい人でいろいろ質問にも答えてくれるし、こちらのアクセント間違いも直してくれました。
ロンドンと私
ロンドンと私
アルバム写真の2002年に訪れたときが3回目でした。このときに、大英博物館内で同行の卒業生がバッグを開けるためにしゃがんだところ、「Stand up, please.」と警官だったか警備員だったか忘れましたが、叱られました。こういうところが公衆道徳を大事にするイギリスなんだ、と非常に感銘を受けました。たとえ観光客であっても、publicの場ではどうすべきか、をきちんと伝え教える人がいるというのはすごいなあ、と素直に感動しました。日本もこういうマナーを親だけでなく、学校、警察官、一般の大人などが一体となって教えていくべきだと思った次第です。これを言われた卒業生は高校の国語の先生になりましたから、自分の生徒にこういう体験談を語って欲しいと願っています。もう一人の卒業生は、今では社長として年商5億か10億かの会社を経営しています。台湾にも連れて行きましたが、外国に行くという経験がその後の経験に十分に役立っていることと思います。
世界史で大学受験したせいかイギリス史には特に興味もあり、15世紀〜17世紀と19世紀の歴史的な場所に行くことと、英語の練習のための2つの目的でロンドンに行っています。
1回目と2回目のロンドン行では、昼間は大英博物館やロンドン塔など歴史的な遺物を見て回り、夜はパブでフィッシュ・アンド・チップス片手にパイント・グラスを傾ける毎日でした。医者にアルコール禁止を言い渡されて以降、初のロンドン行き(3回目)が上の写真の時です。アルコール禁止なので、他の2人と普通のレストランで食事したり、fish & chipsを買い食いしたりしましたが、パブを経験させた方がよかったかと反省しています。
本音を言えば、本業の時に来たかったんですけどねぇ。腰を痛めて本業を離れてからロンドンに来るなんて、何かちょっとずれているような…。本業に関係する聖地が、ロンドン南部にあるのですが、本業を離れてからは無意識に避けているようにも思えます。やっぱり性格かなぁ…。
まだまだ、大英博物館で学びたいこともあるし、また一度行きたいと思っています。観光や歴史学習で行くのならば、北部Highlandに行きたいと思っています。
メッセージ
メッセージ
アメリカの大学でも「本当に英語を学びたければイギリスに留学しなさい」と言われるほど、イギリスの英語は正統派の英語です。確かにロンドンの下町には依然としてcockney訛りが残っているし、ロンドンから少し離れれば、各地の訛りだけでなくWales語やScotland語など様々な言葉があります。それでも行く価値はあります。
アメリカ英語の発音にはリエゾンが多いのですが、ロンドンの英語は1語1語区切ってはっきりした発音をするので、日本人には聞き取りやすいかも知れません。だからlisteningやspeakingの練習にはもってこいでしょう。
イギリスの人、特にロンドンの人は、日本人と同じく慎み深い人が多く、なかなか打ち解けてはくれません。しかし、いったん打ち解けると本当に家族のようにもてなしてくる人が多いのも事実です。そのためには、イギリス名物のパブでジョッキを傾け、fish and chipsを一緒に頬張ることも必要でしょう。
もし観光以外の目的でイギリスに行くのならば、つまりspeakingやlistening目的で、あるいは社会勉強・歴史学習として行くのならば、観光地の閉鎖されている冬期2月頃が費用も安いし、向こうの人と触れ合う時間が多くなると思います。そのときに、少し英語ができるのならば、レンタカーを借りてB&Bに泊まるのもよいでしょう。朝食時にいろいろな地域出身の人から様々な話を聞くことができるし、アドバイスを受けることもできます。