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キナリとタビー
キナリとタビーとグレイは、ちょうどじゃんけんのような関係だった。不等式で書けば、タビー<キナリ<グレイ<タビー<…という感じの無限ループだ。キナリはタビーに対して強く、グレイはキナリに対して強く、タビーはグレイに対して強く、まるでじゃんけんと同じでうまくいっていた。
タビーが私に甘えてくるのをキナリが嫉妬するパターンだったように思う。ただ、本気でけんかするのではなく、キナリが唸るとタビーがキナリから離れるという関係だった。
キナリとグレイ
グレイはキナリに対して強かったので、キナリの前でも堂々と歩いたものだ。タビーとグレイがキナリより私との結びつきが早かったので、自信を持っていたのだろう。猫の性格もあるだろうが…。この2匹もけんかをすることはなかった。グレイよりもキナリの方が先に避けるパターンだった。
これに対し、キジコとキナリが出会えば、キジコが走って先に逃げているのでキジコとキナリの写真は存在していない。
キナリとアンズ
キナリと幼いアンズの写真を見ているとほほえましくなる。幼いアンズは恐怖心よりも好奇心でいっぱいだから、こういう写真ができたのだろう。大人になってもこういう関係ならばいいのだが…。
今は、アンズが近寄るとキナリがウ〜ッと唸るので、アンズがそれを避けるようにしているようだ。やはり、動物は自分より体の小さい幼い個体に対しては、種に関係なく保護する本能があるようだが、成体になると警戒するようだ。
キナリともも
キナリとももは、どちらかと言えば仲の悪い方だろう。椅子に座っているもものそばにキナリが来ると、猫パンチを繰り出し、それに対してキナリが噛みつくそぶりをいつもする。本当には噛みつかないようだが…。また、キナリのベッドのそばをももが歩いて行くと、キナリがウ〜と唸る。もももそれがいやなのか、キナリのベッドを避けるように階段の手すりに上がってキナリの横をできるだけ通らないようにしているようだ。
唸られるから先に手を出すのか、手を出すから唸るのか、判断が難しいが、一つ屋根の下で暮らしているのだから、もう少し仲良くしてもらいたい。
ももと都馬
ももと都馬は、相性が悪そうだ。ももにとっては、都馬は自分のテリトリーを侵すエイリアンなのだろう。逆に都馬は、ももに「遊んで」とおねだりしに行くのだが、それがももにとっては敵意と感じるみたいだ。都馬が近づくと、最初はシャーッと威嚇、次にはネコパンチを何発も繰り出すようになった。
都馬が来るまでは、ももは私のベッドの上で寝ていたが、都馬がベッドに飛び上がってくるとウーッからシャーッ、そしてネコパンチ、それにひるまない都馬に呆れて、ベッドから飛び降りてどこかに行ってしまう。寝るときにはももが傍にいるのに、朝起きると都馬が傍にいる。これが毎日続く。ももがちょっと可愛そう。その分、ももはよく甘えてくるようになった。
いつかはももも都馬のことを家族として受け入れてくれるだろうが、いつまでかかることやら…。
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